よろず無駄無し屋

出たとこ勝負な文章ゆえの生々しさ

恵まれた星のもとに生まれた幸運な人間だと思って生きている


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不平を言えば、まあいくらでも思い付くことはあるけれども、そこは前向きに、自分は恵まれた星のもとに生まれた幸運な人間だというふうに思うことにしている。

 

何を根拠に自分が恵まれていると思うのかと言えば、一日に三度の飯が食え、寝たいときに寝れて、起きたいときに起きれる、と、こういうことが根拠になっている。

上を望めばキリがなし、これだけ叶えば後のことに文句をつけるのは贅沢なことだと思うことができるのも、その根拠の一つに数えることができる。

 

自分の外見や持って生まれた性質、生まれ落ちた環境などを恨んでみたところで、どうなることでもなし、そこに意識を向ける時間があったらほかのこと、今や、これからのことについて思いを巡らしたほうのが建設的であるのは火を見るより明らかなことである。

 

はっきり言ってほかを羨んだり、子供みたいに無い物ねだりをするのは賢明なこととは言えない。

ひょっとすると、僕を見た周囲の人間は憐れな貧乏人だと思うかも知れない。

しかしそういう人達をこちらから見ると、また憐れに感じることもあるかもしれない。

何を以てして幸福と感じるかは人それぞれである。

 

今あるもの、それをどう巧く利用するか。これに尽きる。

人脈、能力を何一つ持つことない人間はこの世には存在しない。

自分には何もない、などと落ち込む人をこれまで何人も見てきたが、それは例えるならば好みのファッションと似合うファッションとの差をよく理解できていない人のようなものであると言える。

好みは確かに自由であるけれど、似合う似合わないも考慮に入れないことにはお洒落な人とは言えないのではなかろうかと、自分は思うところである。

何もないと落ち込む人があったら、是非、何もない、の何とは何なのかを真剣に考えてみることをオススメしたい。

 

フェラーリを乗りこなしながらも実は借金地獄な人がいたとしたら、それは格好の良いものではない。自分の収入に見合ったクラウン辺りを乗ればよい。

キャバクラに通いながらブランドものの財布を尻のポケットに差してはいるが、中身は一万円しか入っていないような人は、まずは財布の中身を増やすことを優先しないと目当てのキャバ嬢を落とすことは至難の技であろう。セコい男に女はついてこない。

 

己をよく知り、身の丈に合った暮らし、物を持つことで無理もなくなり楽になる。

楽になるから余裕が生まれ、その余裕が運気を運んで来てくれる。

運気が転がり込んでくるから、結果的にいい暮らし、いい物を持てるようになる。

精神的にしても金銭的にしても余裕があるに越したことはない。

だからこそ無理をして身の丈に合っていない願望を求めるよりも、今の自分の現実を直視して、それに見合ったことをコツコツとやっていく先にあるものを受け取り喜ぶべきではなかろうか。

 

僕の収入額と言えばたかだか月に13~15万程度のものであるけれど、それに見合った暮らしをしていて、それに満足しているのであるから、お金には困っている感覚はないし、精神的にもすこぶる余裕を持てている。健全な暮らしだと自分で思っている。

 

時にはそんな自分に悩みを相談してくれる人達もいて、わずかながらでも世の中の為になっているのかもしれないと思えることは、幸運にして恵まれているという以外のなにものでもないだろう。

 

勿論その昔、自分にも無理なローンを組んで高級車を乗ってみた経験もあれば、なけなしの一万円をルイヴィトンの財布にねじ込み、キャバクラへ通ったこともある。

今にして思うと滑稽な話であるが、その時はきっとその時の自分の精神レベルでは滑稽どころか格好いい位に思っていたのだろう。無い物ねだりをしていたように思う。

 

そんな滑稽なる過去を経験してきて今つくづく思うのは、

求めるものの次元を高めれば高めるだけ楽になるということを学べたということである。

 

求める次元の高い人はそれに見合った金が回るようになる。

これをこと細かく説明するとなるとすこぶる長くなるのでここには書かない。

そしてその回ってきた金を次元の高い使い方をするようになる。

そうした使い方をすると、自他共に有益な結果を招くことになる。

だから豊かな暮らしができる。

 

と、実際金持ちになったことがない自分が、勝手にそう想像しているだけに過ぎない戯れ言ではあるのだけれど。

 

そんな想像だか妄想だかスレスレのところをこうして公の場で公表できることには、一種の快感のようなものが訪れる。

 

恵まれているではないか。こうして好き勝手なことを表現できる場を手にしているだけで。

 


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