よろず無駄無し屋

出たとこ勝負な文章ゆえの生々しさ

一個小隊


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何かがあってから動くのではなく、動くから何かが起きる。

 

犬も歩けば棒に当たる方式な無駄無し屋。

 

先月、うちの番頭が7年間の修行を終えて帰ってきた。

 

それから新たにもう一人加わって三人組一個小隊の布陣が出来上がる。

 

その番頭というのが機動力抜群な人間で、とにかく車で走る走る。

事務所は広島県の尾道なんだけれども、例えばコーヒー牛乳のうまいところがあるとかいって、その為だけに神戸まで行ってしまうような始末であるし、具体的な数字で言うと、月に平均20万円のガソリンを焚く。

 

無駄無し屋内でのあだ名は韋駄天。

 

恐ろしい男である。

 

とにかくその番頭が帰ってきたからには無駄無し屋の機動力は半端じゃないものとなる。

動き回って何かを当てるというゲームが再び始まる。

 

それから新たに加入したメンバー。

これはなにやらお洒落が好きみたいで、一応のこと自分のアパレルブランドを持っている。

服を作っては売っての繰り返しで生計を立てている。

この男の何が良いっていえば、我々にはない一般常識というものを持ち合わせているということである。

 

何かとコミュニケーションの場では役に立ってくれるのではないかとも期待している。

やはりチームに一人はまともな人間が必要だよね。

メンバーすべてが珍獣なんてのはこちらは全然困らないんだけど、相手が困ってしまうことが多々あるよ。

 

でも、まぁ面白い面子が揃ったような感じがする。

この三人が集まれば何かが起こる、というふうな流れを作っていきたいなとこれからの活動に念を込める。

 

人生は楽しみたい。

 

なにかと生きづらい世の中にはなってきているけれども、そんな中にでも自由を謳歌できる抜け道があるものと信じて前向きでいて、アグレッシブな活動に活路を見出だすつもりである。