よろず無駄無し屋

出たとこ勝負な文章ゆえの生々しさ

諺と四字熟語

 

こんにちは、無駄無し屋です。

僕は諺だとか、四字熟語だとかが割りと好きなもので、これから時々自分が気に入っている諺や、四字熟語などを紹介していこうと思います。

諺や四字熟語の良いと思うところは、必要最小限の言葉数で、深い意味を表現できているというところです。

相手に伝える、ということを本気で目指すのであれば、言葉数は極力少ない方がいいと考えるのが妥当でしょう。

短くて、解りやすく、奥が深い諺、四字熟語の世界にいざ出発です。

 

まず一発目の諺はこれ

流れる水は腐らず

意味は大体察しがつくとは思いますが、一応説明させてもらいます。

手元のことわざ辞典によりますと、

[常に生き生きと動いているものには、弊害が生じることはない。人間なら健康が約束されるし、組織なら悪弊を生むことはないということ]

と、あります。

いや、まったく恐れ入りますね。

たったの7文字でこれだけの意味を表現して見せる諺。

このことばについて少し考えてみますと、色々と当てはまることが思い浮かびます。

 

僕は今こうしてブログを書いたり読んだりしているわけですが、読者側の目線でいうと、やはり毎日更新されるブログを楽しみにしています。

こう言っちゃなんですが、別に大した内容でなくてもいいんですね。新聞に毎朝目を通すような感覚に近い、日課、習慣のようになるんです。

購読しているブログの中には何ヵ月も更新されていないものもあります。これはあくまでも一読者としての身勝手な意見になりますが、面白い文章を書くなぁ、と思ったから読者になったわけだから、もっとコンスタントに更新してほしいんですよ。求めてるんです、その書き手の文章を

こういうふうに思うのは僕だけではないかもしれませんよ。

流れ続ける水の如くに、更新し続けることでブログは健全に育っていくし、お金を稼ごうと思ってる人ならば、稼げる可能性は大きくなるだろうし、精神的なものを求める人にも、読者からの反応や、継続できている自分に自信が出てきたりもするんじゃないでしょうか。

流れる水は腐らず、は、更新し続けるブログは過疎らず、と言い換えることもできると思います。

自分の都合のいいように解釈すればいいでしょう。誰にも迷惑はかかりません。

長年淘汰されることなく生き残った諺というものには説得力を感じます。そんな諺の中から今の自分に効果がありそうなものを見つけてきて、それを自分なりにアレンジし、自らを鼓舞する材料にすることで、遠い昔にその諺を考えだした賢者たちも喜んでくれるような気がします。

温故知新

これなんか、たったの四文字ですよ。素晴らしい。

まさしく古きを温ね、新しきを知る。先人たちの知恵を借りながら、更に成長していくことが、大きな意味での人類に課せられた使命なんじゃなかろうかと、時には考えてみたりもするのです。