継続は裏切らない
こんばんは、無駄無し屋です。
昨日はこのブログ始めて以来のアクセス数が9という快挙に、驚きと喜びが手を繋いで小躍りしておるようです(笑)
未だいわゆるSEO対策というものに全くタッチしておらず、本当に自分のブログが他人の目に届くようになっているのか半信半疑だったので少し安心しました。
自分のことばが見知らぬ誰かに届くということの可能性には、未来への明るい要素がたくさん詰まっていますからね。
さて、今日は「継続」ということについて書いてみようと思います。
誰もが知っている言葉の中に「継続は力なり」というものがあります。
これは一つの真理であり、「いや、継続など力にはなりはしない」などと、反論できる人はおそらくこの地球上には存在しないのではないでしょうか。
それくらい、説得力のある言葉だと思います。
しかしこの、誰にでも理解できて単純明快なる継続は力というものは、あくまでも頭で理解するのが簡単だというだけで、実践するとなるとこれほど難しいことはありません。
例えばこのブログにしたってそうです。
僕などは、まだ始めて二週間ほどなので、今のところ毎日記事を更新することができてはいますが、たかだか記事を14、5書いた位のところです。
この辺りではまだ、継続の難しさというよりも、未開拓地にやって来て、新鮮でいて先の希望に胸を膨らませるということがまだ許される、いわば安全圏にいるようなもんです。
しかしこれが一ヶ月、二ヶ月と、時が経ってゆき、ネタも尽きてきて、自分が当初想像していたようなアクセス数も得られることもない現実に直面したときはどうでしょう。
ネットで色々みていると、ブログを始めて三ヶ月で脱落していく人が大半だということが書いてありました。
いつだってそうです。現実というものは非常にも僕たちの淡い期待の上に重くのし掛かってくるのです。
人生はたしかに甘い部分も秘めてはいますが、逆にたしかに甘くない部分も秘めています。
三ヶ月で脱落していった人達が、継続は力だということを知らなかったとは考えにくいでしょう。
おそらく知ってはいながら、実践することができなかったのではないでしょうか。
じゃあなぜできないんでしょうか?
継続が力だということを知るのが簡単なように、継続ができない理由もまた簡単なものです。
キツいからです。
言い伝えによると、あのお釈迦さまでも6年で苦行の継続を放棄したみたいです。
世界的、歴史的に高名なあのお釈迦様でさえ、キツいと思うことを続けきることができなかったんです。(続ける必要性を感じなくなったということなのかもしれませんが)
なので我々凡人ごときがキツいと思うことを継続してゆくことなど、ほぼ無理であると断定してもいいと思われます。
しかし、だからといって継続に絶望感をいだく必要はないんです。
お釈迦様はたしかに苦行の継続は断念しましたが、悟りという目的地には到達しました。
どうやったのかといえば、考え方を変えたんです。
これまでの苦しみに耐えることで悟りを目指すという考え方から、菩提樹の根本に座って心地よく楽しみながら悟りを目指そうという考え方に。
そしてやがて悟りに至ったということらしいのです。
考え方を変えて、悟りへの探求は継続されました。
ここで現実に戻ってブログの話に帰ってきますが、キツいと思いながら記事を書くという心の持ち方を、楽しんで書くという心の持ち方に変えることが最善の方法なんだと思います。
毎日いい記事を書かないといけないとか、アクセスが伸びないと、アフィリエイトやなんかでお金が儲からないとか、人が読んでくれないからつまらないなどという、思いを手放しさえすれば、苦から解放されてお釈迦様が心地よく菩提樹の下で瞑想をしたような境遇に自分をおくことができるんです。
継続というものは苦しみながらできるものではなく、楽しみながらできているもの
楽しいじゃないですか、こうして色々と頭を悩ませながら言葉を探して文章をつくっていくのは。
まるでジグソーパズルのように、自分の伝えたいことが完成図として頭の中にあり、それを完成させるために言葉というピースを一つ一つ当てはめていく。
そうして楽しみながら記事がついに完成したときの達成感。
この達成感だけでもたいへんな価値がありますね。
金になろうがなるまいが、人が読もうが読ままいが、特別なネタがあろうがあるまいが、自分が楽しんでさえいれば継続は難しいものではありません。
最後に一つ。
お釈迦様は苦行をやめて悟りに至りましたが、苦行が無駄だったということではありません。
苦行をしたからこそ、苦行だけでは得られぬものがあることに気づくことができたのです。
まぁそんな感じで継続は真理であり、力であり、尊いものであるから、多少の苦しみも味わいながら、その苦しみさえも楽しみながらやっていくと、このブログに限らず大体のことは成し遂げることが可能なんじゃないでしょうかね。
今日はこのへんで