よろず無駄無し屋

出たとこ勝負な文章ゆえの生々しさ

ブログを読むのがすこぶる面白いという発見

おはようございます、無駄無し屋です。

只今午前6時過ぎです。外はまだ暗いですが僕の今日は始まりました。

 


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さて、今日は「読む」ということについて書いてみようと思います。

活字中毒というまではいきませんが、本を読むのはわりと好きです。

小説も嫌いではありませんが、どちらかと言えば随筆、エッセイといわれるものを好んで読んでいます。

僕が面白いなと、感じる作家の中に五木寛之さんという方がおられます。

これが愛読書の一つ。
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彼の飾らない言葉と、俗人としての日常の告白は、笑いもあり、考えさせられることもあり、バリエーションが豊富で時々本棚からひっぱり出してきてはパラパラとページをめくっています。

それから、読む、という行為について考えさせてもらえたのがこの一冊。
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渡辺昇一さんの、「知的生活の方法」という本です。

これを読んでいると、彼の読書愛というか、情熱というか、とにかく伝わってくるものがあり、たいへん良い刺激になります。

同じ本を再読、どころか三読、四読、五読と繰り返し読むことの重要性をアツく語っているところにこの本の真髄を見たような気が僕はして、思わず一回読んだだけで本棚で埃を被っている本を読み返してみたりしたものです。

 

本を読むということは、著者の思想を知ることであるように僕は思っていて、時にう~ん、と唸ることもあり、わかるわぁと、目一杯共感してみたり、いや、そこは自分はそうは思わんねと、反論してみたりして、自分の思想と照らし合わせながら、味わい、楽しむ一人でできる最高の遊びの一つではないかと感じています。

 

ところで最近はこのブログというものに熱を上げている暇人な僕ですが、まず記事を書くということに必死になって慣れるまでは周りのことにまで目が届かなかったのですが、この頃は少し余裕もでてきて、他人のブログを覗いてみることを始めました。

するとこれがすこぶる面白い!

プロの作家の人達をも凌駕するほどの魅力感じる文章と出会えることもしばしば。

これは大発見です!

文章、思想というものは、次元いう縦の問題ももちろんあるように思いますが、好みという横の問題も大事で、自分の好みな表現と出会えることはまことに喜ばしいことです。

文章が上手な人が必ずしも自分にとって魅力を感じるものではありません。

この前図書館で小学生が書いた絵がたくさん飾られていましたが、その拙い技術で、ありのまま、あるがままに伸び伸びと描いているのを目にしたあとに、ある程度絵の勉強をしたんだろうなぁ、という感のある大人の上手な絵も見てみたのですが、芸術性を感じたのは完全に小学生の描いたものの方でした。

 

文章も同じだと思います。

本を出版するのは基本的に文章の上手なプロの方たちでしょう。それにいろいろとプロの方たちの校正もなされているでしょうし。

それに比べてブログは、いい意味で生々しさがあります。

僕はリアリティ、生々しさを感じる文章に魅力を感じるタチなもんで、一般の方たちが書いたブログがたいへん面白く映ります。

これからは、書くことだけじゃなく、一読者としてもブログを楽しんでゆこうと思います。

 

書きはじめた時には暗かった外も、気づけばいつの間にか完全に夜が明けていました。

今日はこの辺にして、朝食タイムにしたいと思います。