よろず無駄無し屋

出たとこ勝負な文章ゆえの生々しさ

愛人

こんにちは。

台風の風とスピーディな雲の流れに年甲斐もなくワクワクしてしまう不謹慎極まりない無駄無し屋です。

 

さて、本日もなんとなく書きたいなという心の内からの衝動に忠実に真面目に書いていこうと思います。

 

今日のBGMは80~90年代のHIPHOPでノリノリです。HIPHOPという音楽のなにが良いのかといえば、それはずばりリズムであります。リズムなんです。それ意外は求めていません。軽いノリの文章なんかを書くときには重宝する音楽です。

表面のみをオーブンでカリっと焼いたトーストの上に、ブルーベリーのジャムをしこたま乗っけて牛乳と一緒にほおばった今朝は気分が良かったです。

それから先日CD屋で中古の一枚300円なCDを5枚買った中のこのHIPHOPのCDは我ながら掘り出し物だったことも僕の気分を良くしてくれている一因であります。

 

そんなことは僕の心の中だけの話で、言ってみればどうでも良いことなのですが、どうでも良いついでに友人が愛人をこしらえてきた話でも書いてみようかと思います。

 

わりと広範囲にわたって仕事をこなしているその友人は、この度、名古屋だか東京だかで運命的な出会いを感じたなどと言いながら東京から女性を連れて帰って来ました。

建前は付き人として。

さすがに連れてきた女性はこの僕と同じ年齢の42でありながら、このへん、つまり広島県の尾道あたりには見かけることのないような洗練された雰囲気を醸し出しておりました。

 

始めに書いておきたいのですが、僕は妻子ある男が妾を囲うことに対して別段悪いこととは思っていないので、とやかくいうつもりはありません。甲斐性とルールを守る最低限の自制心があればよいのではないでしょうか、と思うのです。

英雄色を好むという言葉もありますように、世の中で活躍するような人達はわりとそういう感じになりがちだというのは、世間的に良いとか悪いとかは別として、事実であるのだから、そこは受け入れるほうのがより自然な感じがいたします。この世の中は綺麗事では成り立っていないというのが紛れもない真実なのですから。

 

と、まぁ友人が連れてきた都会の愛人はすこぶるフットワークが軽いと見えて、すぐさまこの尾道に住居を借りて住み始めました。そもそもこの女性は独身、自営業でお金に困っているわけでもなく、家庭にも収まっていないので、自由な身でありまして、そういう点ではなんだか格好いいなというような印象を受けました。

 

まだ出会って3ヶ月も経っていないこの二人がこの先どういう運命を辿るのかは、それこそ神のみぞ知るといった感がありますが、僕の想いとしましては、お互いに足りない部分を補いあえる、良きライフパートナー、もしくはビジネスパートナーとなって、プラトニックな純粋の人間愛にでも昇華していってくれれば、というところです。

 

友人は奥さんに対してはたしかに不義理をしたことになります。一夫一婦制のこの国においてはそういうことでしょう。ですが、人間が決めた規制が全ていつ如何なる時にでも善と働くかと言えばそうとも言えないと僕は思います。

逆に人間が決めたルールを破ったからといって、全てが悪に働くとも限りません。

 

なんでもそうだと思うのですが、上手にやらなければなりません。

 

溺れるのはアウトであり、依存するのは悪と言えます。あと、現実的な面でお金に切羽詰まっていては話になりません。

 

愛人を囲うというのは率直にいってしまえば浮気です。

 

罪を背負って生き抜いて行く、悪の美学というものを是非とも見てみたいと思っている、決して善人とは言い難い無駄無し屋でした。

 

僕は善人でも悪人でもそんなことはどうだっていいタチで、とにかく一流なものを見たいし関わりたいと思っています。

 

さてと、風が少し強くなってきたので洗濯物でも取り込もうかと思います。