よろず無駄無し屋

出たとこ勝負な文章ゆえの生々しさ

硯を研いでみようと思ったもので

硯で墨を磨り始めて4年目。今回はじめて硯の手入れに着手する。


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これは硯用のどろ砥石というもので、これで今回磨滅した鋒鋩、つまり墨をするための凸凹を甦らせようという試みなのであります。さてどうなることか。

ちなみに450円でした。

まずは墨を磨る時と同様に硯に水を垂らすみたいですね。こんな感じです。


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墨を磨る時よりは、多めに水を垂らしましょう。それでは実際に研いでみようと思います。


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5分も研ぐとこんな感じになりました。


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どろ砥石というだけあって、本当にどろどろになってしまいましたが、これで凸凹が甦ってる筈なんですよね。洗い流してみましたところ、


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あまり、見た目には鋒鋩が本当に甦ったのかどうかわかりません。

なのでさっそく実際に墨を磨ってみたんですが、ちょっとビックリですね、えらく磨り心地が良くなっていました。

こんなに差を感じる位のことならば、もっと早くにやっときゃよかったなぁ、とか思いながら、その磨った墨で少し練習してから、硯の復活を喜びながら片付けましたとさ。


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